はやぶさ」川口教授はいい人でした



小惑星探索機はやぶさのプロジェクトマネージャー川口淳一郎教授の講演を聴講しました。とても、興味深く面白いお話で、集中して聞き入ってしまいました。
先生、水も飲まずに90分話し通し。
記憶やメモに残っている点をまとめます。

■つかみは映画の話
3本公開された(orされる)そうです。
映画化の話が3本きた時は、最終的に1本に絞られると思ってたんだが、結局3本とも映画化されてしまったと笑っていました。

何度も「あれはフィクションですから」と繰り返して、「真実のドラマ」と書かれているポスターをプロジェクターで映して、真実なのかドラマなのか、どっちかにして欲しいと笑いながら言ってました。

良くある質問は、「竹内結子さんが演じた女の人は実在するのか?」だそうです。結局その答えは明示されませんでしたが。

■本題
小惑星探索で地球の起源を知る事ができる。
大きな惑星は、重力が大きいので(山が崩れ、谷を埋めるから丸くなる)密度の高い物質が惑星の中心に沈んでしまっていて、表面は初期状態から大きく変わってしまっている。我々の手が届く地球表層からは地球が誕生した頃の情報は得られない。
イトカワは重力が小さい(ピーナツみたいな形)ので、表面には初期の構成物質が残っている。

JAXAはいろいろな独創的なプロジェクトを発案するが、それを聞きつけたNASAが、豊富な資金力と人員で、追い越して実現してしまう。何度も、悔しい思いをした話。

システムに冗長性を持たせてあったため、数々のトラブルが発生しても、なんとか切り抜けられた。ただし、それは当初考えもしなかった手法だった話。

当初、地球にカプセルを放出したはやぶさを、向きを変えて宇宙に戻す予定だったが、はやぶさにはもうその余力がなく、やむなく大気圏に突入させざるを得なかった。大気圏に突入前に交信が途絶えて、はやぶさが大気圏突入を嫌がっているように思えた話。

カプセルを放出した後、4年ぶりにカメラに電源を入れて、地球を向くタイミングを見計らって7枚撮影できた。画像になったのは最後の1枚だけで、それも送信途中で途絶えたが、ちゃんと地球が写っていた。最後にはやぶさに地球を見せてあげられたと考えている話。

あーん、はやぶさの帰還は、涙なしでは語れない話でした。

それから、カプセルを回収してから数日後、川口先生がコンビニに行くと、レジの店員がしげしげと先生の顔をみて、一言、「砂、入っているといいですね」と言ったそうです。この話をする先生、嬉しそうでした。

■おねだり
川口先生にサインをもらいました。


 

それから、息子のために、コレも。


 
ヒロインの女子高生が、「僕の名前は、はやぶさ君。はやいけれども、ぶさじゃない♪」と歌う、はやぶさ関連の仮面ライダーです。

「先生、申し訳ないんですけど、こっちにもサインいただけますか?」と言う私に、嫌な顔せず、サインをくださいました。川口先生、いい人です。

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