東京丸の内駅舎保存・復元工事

この見学会はちょっとでした。
工事中の駅舎内や免震工事した地下部分を見学できるのかと思って、知的好奇心をみなぎらせて参加したのですが、普段は立ち入り禁止の塀の内側に入れただけでした。

塀の向こうは中央口に出入りする人が歩いていて、僕らはその壁のこっち側から工事中の建家の外観を眺めただけでした。

写真撮影はOKでしたが、ブログ等への掲載は禁止。
カタログからスキャニングしたものを使います。左が現在、右が復元後の予想図。
 




ドームの屋根は銅板の張り合せが完了していて、金属光沢を呈していましたが、何年か経って緑青が生成されると、しっくりした赴きのある屋根に変化するそうです。

この銅板をはぜ折りにして固定する作業には、専門技術を持った職人が必要で、大変な苦労をして全国から職人を集めたそうです。特殊技能を持つことは大切ですね。

1914年に営業開始した東京駅舎は、1923年の関東大震災ではほとんど被害がなかったものの、1945年の空襲で屋根と内装の多半を焼失してしまったそうです。戦後の物資不足のなか復興工事が行われ、その際安全に配慮して3階の大半を撤去したそうです。

今回の工事の基本方針は、次の3つだそうです。いいね!
日本橋の上を覆っている首都高も、同じ方針でなんとかしてもらいたいものです。
 ・風格ある都市景観の形成
 ・歴史的建造物の継承
 ・赤レンガ駅舎の恒久的な保存・活用

3階と屋根は復元、1、2階は保存、免震層を挟んだ地下1、2階は新設。

誰かがエアコンの室外機はどうするのか?と質問してました。そうですよね、これは気になるところですね。
案内者によると、室外機はなくて、地下1、2階に機械室を設けて集約したと言っていました。地下に室外機では役目を果たさないだろうから、水冷式なんだろうな。

駅舎の長さは335mで、東京タワーの高さとほぼ同じ。駅舎の重さは戦艦大和とほぼ同じとのこと。ちなみに、船の重さは、アリキメデスの原理により排水量とイコールなんだそうです。

駅舎内の東京ステーションホテルもリニューアルされて、3階ドーム脇がVIPルームになるそうです。素敵そうです。宝くじでも当ててこういう部屋に泊まりたいもんです。

免震工事には大変苦労したそうですが、その辺のことはまた後で追記したいと思います。

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