日産自動車 追浜工場
日産自動車追浜(おっぱま)工場の第一工場と専用埠頭を見学しました。
第一工場では、ノート、ジューク、キューブとリーフを4車種を製造しています。これら4車種を同一ラインで製造していまます。リーフはEVですが、これも一緒でした。混流(こんりゅう)生産と呼ぶそうです。
リーフのLIBユニットは、高い位置にあるシャシーに下からガチャって感じで組み込んでいました。自動で2カ所のボルトを締めて、のこり10カ所を作業者が手動でボルトで固定するそうです。このLIBユニット取り付けを見ましたが、体感的に5分かかっていなかったような。早いです。

トリム(内装)ラインでは、骨格だけの車がベルトコンベアに乗ってゆっくり止まらずに移動していて、作業者が手際良く内装部材(シートや計器類)を取り付けます。2分で5~10個の部品を取り付けるそうです。
4車種(でさらにハンドルの右左)が混在して流れていても、作業者が間違わないようにするため、作業者を戸惑わせない、考えさせないように工夫されているそうです。

例えば、ボディーと一緒にキットボックスが流れていて、その車に使用するボルト、ナットなどはこの中に入っている。作業者は自分の持ち場に置いてある大型部材をキットボックス内の部品でボディに取り付ければ良いことになります。
最初にキットボックスに部品を入れるのは、やはり作業者の手作業になりますが、ここでも間違いを防ぐために、ランプが点いた順に部品をとってキットボックスに入れれば良いことになっています。

休憩時間も決まっていて、全員一斉に取るそうです。夏場はさらに1時間に5分(って言ってたかな?)の給水タイムがあるそうです。
ラインの脇には赤いロープがずーっと伸びていて、気分が悪くなったり、トラブルが起きたらこのロープを引くんだそうです。ひもが引かれると、リリーフマンと呼ばれる工程すべてに習熟した人がやってきて、対応するそうです。

見学中にも、ナットを落とした人がロープを引いていました。落としたナットは自分で拾ったようで、リリーフマンにその旨を報告した様子でした。
この仕事は、そうとうキツイね。
日産では製造している車1台1台に注文者の名前が記載されたオーダーシートが貼ってあります。ディーラーで注文を受けた時に登録されて、製造工程でも誰に納める車かがわかるようになっています。
結果的には同じなんだろうけど、大量生産された適当な1台が自分の所に届くのではなく、最初から「これが僕の車」って感じで製造されていくのは、悪い気はしないですね。
車の写真は、日産自動車のWeb Siteから。